2010年06月03日

高田純次という生き方

高田純次。
60歳を過ぎてなお「適当」の代名詞。
平成の無責任男とも呼ばれます。
しかし元祖無責任男だった植木等が本来生真面目さを抑えて「無責任」を演じるプロフェッショナルな芸を感じさせたのに対して、高田純次は一切そういうモノを感じさせません。
無責任ぶりがプロフェッショナル。
筋金入りで適当。
真剣に悩んでる姿が想像できない。

そこがこの人のすごいところ。
沢山の芸人やタレントがテレビに出ているけど、高田純次の存在は唯一無比。
肩の力が抜け過ぎてる(笑)飄々とした姿には憧れすら感じますわーい(嬉しい顔)

そんな高田純次の本「適当教典」です。


その適当な発言の数々が語録としてネットでも公開されている高田純次。(http://ww6.enjoy.ne.jp/~are/takada.html
「君、松島菜々子に似ているって言われるでしょ。えっ、言われない?じゃあ似てないんだね」などなど(笑)

この本でも様々な人の様々な悩み相談に高田純次が答える、という形式なんですが、万事がこの調子でまあ適当、適当(笑)
脱力します。笑えます。

しかし今まさにこの時代に多くの人が読むべき良書ではないでしょうか・・・
気持ちが軽くなる、という効果だけではないんです。
要は高田純次という人の頭のやわらかさ、しなやかさが心を救ってくれるだけでなく、気づきを与えてくれるという意味でこれはただのタレント本ではなく、現代の聖書と言ってもいいんじゃないでしょうか・・・


ここで高田純次という人のあまり知られていないエピソードを2つ紹介します。

@まだ売れてなくてキャバレー(だったかな?)でバイトしてた頃の事。クリスマスイヴの日に、一緒に苦労していた奥さんにプレゼントを買って帰ろうと用意していたお金の入った封筒をロッカーでなくしてしまいますたらーっ(汗)
その時の高田純次、ロッカーで他の従業員に泣きながら「誰かここにあった封筒を知りませんか?あのお金は僕の大事な嫁さんにプレゼントを買う大切なお金なんです。誰か知っていたら返してくれませんか?」と土下座したそうです。

Aフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より以下抜粋です。

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の中で、東京大学を目指す受験生達を応援するコーナーがあり、素人出演者のなかでも特にメイン扱いの2浪の広瀬伸哉は高田に受験勉強を邪魔される等毎回格好のイジラレ役であった。最終回で東大合格発表を見に行き、出演者中広瀬だけが不合格という結果に終わる。号泣しながら高田の元へ戻ってきた広瀬に高田は普段のテキトーな姿を一切見せることなく、ポケットに片手を突っ込みただ黙って広瀬の肩を抱き涙を流した。当時の国民的人気番組レギュラーとして既に「テキトーキャラ」が浸透していた高田純次が、初めてブラウン管で見せた素の姿は視聴者に強い印象を残した。
なお、広瀬は慶應義塾大学に入学し新たなスタートを切るも、番組終了後の1999年に岩手県のスキー場で事故に遭い他界。広瀬の葬儀に参列した高田が号泣していたといわれている。

このエピソードを踏まえてもう1度高田純次という生き方を、「適当教典」のバカバカしさの奥にある深さを感じてみてはいかがでしょうか?



posted by そら at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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